コラム

セルフとプロでは違いがある!

車の板金のやり方について詳しくご紹介

車のボディに凹みや傷ができてしまった際に便利な手段が「板金」です。これまでおこなったことがないという方も多いかと思います。

いざというときにどのようなやり方になるのか気になる部分でしょう。板金のやり方はセルフとプロとで違いがあるのです。

そこで今回は、セルフとプロで異なる車の板金のやり方についてご紹介致します。ぜひ参考にしてください。

車のセルフ板金のやり方

車の板金をセルフでおこなうこと自体は不可能ではありません。たとえば、以下のようなやり方です。

ドライヤーなどの熱を利用してへこみを回復させる

鉄は形状記憶をするという性質があります。熱を加えると変形させることが可能ですので、ドライヤーなどの熱を利用することで、一時的に形状記憶を解除してへこみを戻した上で再び形状を記憶させます。温度差を利用するという方法自体はプロでもおこなうため理にかなっている手段ではあります。
しかし、有効なへこみかどうかの判断が素人では難しく、有効ではないほどの凹みに対してもおこなってしまい、ただボディへダメージを加えてしまっただけで終わる恐れもあるでしょう。

吸盤を使ってへこんでいる部分をもとに戻す

へこんでしまった部分を引っ張ることで元通りにするために、吸盤を使うという手段も存在しています。ホームセンターなどで市販されている強力な吸盤を使用するという方法です。ただし、簡単なようで難しい作業になります。無闇に引っ張ってしまうと、へこみを戻すどころかかえって状態を悪化させてしまいかねません。
いずれの方法も可能ではありますが、おすすめはできません。素人がおこなうには難易度が高いためです。結局業者に依頼する結果になることも予想されますが、自己責任でおこなうようにしましょう。

プロによる車の板金のやり方

プロによる板金作業のやり方ですが、基本的には以下の流れとなります。

へこんだ部分を引き出す

まずは、へこんだ部分を引き出す作業から行います。へこんでしまった部分を元の状態にまで戻すのです。板金作業が必要な箇所を明確にした上で、必要があればその部分の塗装を剥がします。内側から叩いてへこみを元に戻す場合には不要ですが、表面にワッシャーという器具を溶接して引っ張るケースでは塗装をはがさなければなりません。へこみを正常な高さに戻すために微調整を繰り返しながら引っ張る作業を行うのです。引っ張りすぎてしまった部分を戻すことは困難なため、絶妙な加減が求められます。

パテ塗り&研磨

引き出し作業によってへこみ部分がもとの高さに戻ったとしても、完璧とは言えません。よく見るとかすかにでこぼこしているでしょう。そこで、高さをしっかりと整えるためにパテを使用します。パテの量や研磨する作業は技術力が求められるため、まさに職人技と言っても過言ではありません。表面を整える工程ですので、本来の状態と遜色ないレベルにまで加工します。

塗装

パテによって表面を整えることができたら、あとは塗装のみとなります。サーフェイサーなどによる下地塗装から、最終的な塗装までをおこないます。板金塗装では、板金と塗装をする職人の方は異なるのが一般的です。それぞれ確かな技術を持った方が対応しなければならないため、兼任するというのはあまり多くありません。塗装に関しても正常な色との調色が重要なポイントとなるでしょう。その上で村のない美しい仕上げを行うことで、新車同然の状態に戻るのです。

業者に車の板金を依頼する際のやり方

業者に車の板金を依頼する際のやり方ですが、以下の流れが一般的です。

業者の選定

まずは依頼する業者の選定です。多くの場合、金額ができるだけ安い業者を探してしまいがちですが、仕上がりも重要です。同じ内容で複数の業者に見積り依頼をして比較するようにしましょう。金額が安すぎても仕上がりがイマイチでは満足できません。後悔することがないように、仕上がりの満足度も参考にした上で選定を行うことをおすすめします。

見積もり・依頼

業者の選定のためにも見積り依頼を行います。見積もりの際には、どのような状態なのか車を実際に確認する必要があるのです。業者に車を持ち込むことになるでしょう。その上で見積もりをもらい、金額などを確認した上で問題がなければそのまま依頼をしましょう。

板金作業

あとは当日に車を預けて、板金塗装作業の実施となります。完了後は仕上がりをチェックして、問題がなければ完了です。

まとめ

車の板金は基本的にプロに依頼すべきものとなります。セルフでおこなうことも可能ではあるものの、元通りにするためにはリスクが高く、素人はむやみに手を出さないほうが無難です。万が一失敗してしまった場合に取り返しがつかなくなってしまう恐れがあるでしょう。板金が必要になった場合は、プロにすぐに依頼することをおすすめします。

「有限会社協和自動車工業所」は車検を主に行っている自動車工場です。板金に関しても、傷やヘコミの修理として対応しております。経験豊富なスタッフが在籍しておりますので、安心してお任せください。まずはお問い合わせをお待ちしております。

車検を行うべき期間とは?

有効期間や切れてしまった時の対処法も解説

安全な走行のために欠かすことができない車検ですが、車検を行える期間や有効期間についてきちんと把握しているという人は少ないのではないでしょうか。

基本的には、乗用車であれば初回は3年ごと、それ以降は2年ごとに車検を行う必要があります。

今回は、車検を行える期間や有効期間、さらに切れてしまった場合の対処法についてもご紹介します。

車検期間はいつ?

まずは車検を受けられる期間についてご紹介します。

車検の有効期限満了日まで

基本的に、車検は有効期限満了日までであれば、いつでも受けることができます。そのため、整備の際に故障箇所が見つかり、修理に時間がかかってしまう可能性も考慮して、早めに車検を行うのがおすすめです。また、人気の整備場では予約が取れないこともあるので、計画的に動くようにしてください。

おすすめの時期は1ヶ月前

車検は、早目に余裕をもって行うのが基本ですが、あまりにも有効期限満了日よりも早く車検を受けてしまうと、有効期間が無駄になってしまう可能性があります。なぜなら、有効期限満了日30日よりも前に車検を受けた場合、次の満了日が車検を通した日から計算されてしまうからです。

一方で、有効期限満了日から1ヶ月以内に車検を通せば元の有効期限から計算されるため、有効期間をフルに活用できます。車検には大きな費用がかかるため、出来るだけ満了日の1ヶ月前以降に行うことで、有効期限を最大限に得るよう工夫するのがおすすめです。

車検の有効期間の確認方法

車検の有効期間を確認する最も簡単な方法が、検査標章をチェックする方法です。検査標章とは、車検を受けた車のフロントガラス中央上部に貼られているシールです。表面には車検満了年月、裏には車検満了となる詳しい日付まで記載されています。運転のたびにこまめに確認するようにしましょう。

検査標章のほかには、自動車検査証にも車検の満了日が記載されています。この自動車検査証は、走行の際に必ず車に乗せておくことが義務付けられているため、気になるタイミングで確認しておくとよいでしょう。

車検の有効期間について

次に、車検の有効期間についてご紹介します。以前は、初回登録から10年以上たった車は車検の有効期間が短くなるという制度がありました。しかし、道路運送車両法の改正とともに、現在では2回目以降に車検の有効期間が短くなるようなことはありません。とはいえ、古い車はそのぶんメンテナンスが必要になるので、自主的に検査を行うようにしてください。

乗用自動車の場合

普通・小型・軽自動車の場合には、初回登録時の1回目の有効期間は3年です。その後、2回目以降の車検では、有効期間が2年となります。三輪の場合には、初回登録時の車検もそれ以降の車検も、全て2年間の有効期間となっています。

特殊自動車の場合

キャンピングカーなどの普通小型特殊自動車は、初回登録時もそれ以降の車検も、全て2年間の有効期間となっています。

商業自動車

バスやタクシーなどの商業用自動車は、初回登録時もそれ以降の車検も、1年の有効期間です。レンタカーは、初回登録時の有効期間が2年、それ以降の有効期間が1年となっています。

車検が切れた時の対処法

車検の有効期間を確認し忘れてしまい、車検が切れてしまった場合には、どういったことが起こるのでしょうか。ここでは対処法を含めてご紹介します。

車検が切れたらどうなる?

単純に車検が切れた車を所有しているだけでは、罰則などはありません。しかし、公道を走行してしまった場合には、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金、さらに違反点数の加点による30日間の免許停止などの罰が科せられます。

車検が切れた時の対処法

車検が切れてしまった時には、その車に乗らないようにするか、車検を受けるかの2つの選択肢があります。 車に乗らないことを選択した方は、売却する、もしくは解体して永久抹消登録を行うのが良いでしょう。なぜなら、車検切れの車にも自動車税の納税義務は発生してしまうからです。また、今後再び車検を通して乗る可能性があるという場合には、一時抹消登録を行うのがおすすめです。

車検が切れてしまったけれど、もう一度車検を受けたいという場合には、臨時運行許可を申請の上仮ナンバーを取得するか、レッカー移動を依頼する必要があります。なぜなら、免許が切れてしまっている状態では、車検に車を自分で持ち込むことができないからです。
仮ナンバーは、自分の住んでいる市区町村役場の窓口で申請することができ、仮ナンバーを取り付ければ自分で車を運転して持ち込むことができます。また車のレッカー移動をお願いしたいという場合には、車検を依頼するお店にレッカー移動の手続きを頼めるか確認してみるとよいでしょう。

まとめ

今回は車検を行える期間や、有効期間について詳しくご紹介しました。車検が切れてしまったら仮ナンバーの申請をしたり、レッカー移動の依頼をしたりと余計な金額がかかってしまいます。車検の有効期間をしっかりとこまめにチェックした上で、期限が切れる1ヶ月前から行うのがおすすめです。

長崎県長崎市にあります「有限会社協和自動車工業所」は、国が定めた基準を満たした指定工場であるため、運輸支局に代わって車検を行うことが可能です。車検の項目をクリアすることだけでなく、安全な走行ができるような質の高い整備を行っております。ハイブリット車の点検も自社で行うことができるため、ぜひお気軽にご相談ください。

車検に必要なものとは?

お店で行う車検とユーザー車検の場合を解説

車検の時期が迫ってきたけれど、何を準備すればよいのかわからないと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、車検を行うにあたって必要なものを、お店で車検を依頼する場合と、ユーザー車検を行う場合の2つに分けてご紹介します。

書類の取得方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

お店で車検を依頼する場合

まずは、お店で車検を依頼する場合に必要なものをご紹介します。お店で車検を依頼する場合とは、ディーラーや整備工場、カー用品専門店、ガソリンスタンドなどに車検を依頼する場合のことです。手間がかからずスピーディーに車検を行えるのが魅力となっています。

自動車検査証

更新する自動車検査証は、必ず持っていく必要があります。自動車検査証は、公道を走行する場合に携帯することが義務付けられている書類でもあります。万が一紛失してしまった場合には、車の所有者か代理人が、自動車検査登録事務所で再発行の手続きを行う必要があります。身分証や印鑑、手数料となる印紙代を持って手続きを行ってください。

自動車税納税証明書

自動車税納税証明書は、その自動車の納税が行われていることを証明する書類です。家に届いた納付書で納税を行った場合には、受領印を押された半券が自動車納税証明書となります。そのため、納税した場合には、必ず捨てずにとっておくことが大切です。
万が一紛失してしまった場合には、県税務署か自動車税管理事務所にて、ナンバープレートの番号、登録名義人の名前と住所、自動車の車台番号を伝えることで再発行が可能です。インターネットバンキングを使って納税した場合には、基本的には後日自宅に自動車税納税証明書が送付される仕組みになっています。
また、納税証明書は電子化が行われており、一定の条件を満たしている場合のみ提出を省略することもできます。自動車税の滞納がないこと、継続車検であること、納税から10日から3週間程度経過していること、住んでいる都道府県が電子化に対応していることが条件としてあげられます。

自動車損害賠償責任保険証明書

自動車損害賠償責任保険証明書は、基本的に車検の有効期限と同じ期限で契約が切れます。そのため、場合によっては車検をするにあたり、契約中の保険証明書と、更新する新しい保険証明書の両方が必要になることもあります。基本的には、保険を契約した期間が車検証の有効期限よりも短い場合には、車検証を交付してもらうことができないので、注意しましょう。

そのほかに必要なもの

本人確認のためには、免許証などの身分証が必要になります。また、印鑑は現在不要となっていますが、お店によってはより手続きをスムーズに進めるために印鑑を必要としているところもあります。事前に確認の上忘れずに持参してください。さらに、盗難防止用のロックナットを使用している場合には、整備の際に解錠するためのロックナットアダプターも用意しておきましょう。

車検費用

車検を行うために必要な費用も忘れずに持参しましょう。基本的には見積もりで出た金額よりも少し余裕を持って用意しておくのがおすすめです。また、クレジットカードの利用を予定している場合には、事前にカード払いに対応しているかどうかを確認しておくと安心です。

ユーザー車検の場合

次に、ユーザー車検で必要な物をご紹介します。ユーザー車検とは、自分で車を運輸支局へ持ち込んで車検を行う方法です。車検の基本料金を節約できるというメリットがあるものの、点検を自分で行う必要がありハードルの高い方法ともいえます。
ユーザー車検の場合には、お店に依頼する時と同じように自動車検査証、自動車税納税証明書、自動車損害賠償責任保険証明書が必要になります。 ここでは、それ以外に必要なものを詳しくご紹介します。

継続検査申請書

継続検査申請書は、運輸支局の中にある用紙販売窓口で購入することができます。当日もしくは事前に購入し記入を行ってください。

自動車重量税納付書

自動車重量税を収めるために必要なのが、自動車重量税納付書です。適切な金額の印紙をこの書類に貼り付けて申請を行います。印紙は、運輸支局内でも購入することが可能です。

点検整備記録簿

点検整備記録簿というのは、法定点検を行う際に記録を行う用紙です。整備や点検を行った場合に、必ず必要事項を記入しなければなりません。基本的には、定期点検が実施されていなくても、車検を受けることはできます。しかし、安全な走行のために、車検の有無に関わらず定期的に点検を実施することをおすすめします。

まとめ

今回は、お店に依頼する場合と、ユーザー車検を行う場合に分けて、車検に必要なものをご紹介しました。必要な書類が手元にない場合や有効期限が切れている場合には、再発行や新しい契約が必要になります。再発行には時間がかかってしまう場合もあるので、計画的に書類を揃えておくことが大切です。

長崎県長崎市にあります「有限会社協和自動車工業所」では、2級整備士の資格を所有したベテランのエキスパートが車検を行っております。国が定めた基準をクリアした指定工場でもあるので、運輸支局に代わって検査を全て自社で行うことが可能となっております。ご予約をいただければ、当日の返却も可能となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

飛び石による車へのダメージの種類や鈑金で直す方法とは?

車は走行中に思いがけない形でダメージを負ってしまうことがあります。その中でもよくあるのが、飛び石によるダメージです。路面には小石が無数に存在しています。

ふとした瞬間に車にダメージを与えてしまいます。しかし、どのようなダメージがあるのかであったり、万が一の直し方をご存知なかったりする方も多いでしょう。

そこで今回は、飛び石による車へのダメージの種類や鈑金で直す方法についてご紹介いたします。

飛び石による車へのダメージ

まず知っておくべきなのは、飛び石による車へのダメージがどういったものなのかということです。代表的なものとしては以下が挙げられます。

フロントガラスへのダメージ

まず挙げられるのは、フロントガラスへのダメージです。飛び石によって負ってしまうダメージの代表格と言っても過言ではないでしょう。とくに高速道路のように高速で走行している環境で起こりがちです。路面に落ちている小石などをタイヤで跳ね飛ばしてしまい、高速で車のフロントガラスに当たってしまうことで発生します。

1cm程度の小さな小石でも跳ね飛ばされた際の勢いと、それを受け止める車の速度が早いことにより、ヒビを発生させてしまうのです。衝撃に強いのが特徴のフロントガラスでも、まるで弾丸のように飛んでくる石にはかないません。

ボディへのダメージ

もう一つがボディへのダメージです。フロントガラスのようにひび割れてしまうことはないものの、傷がついてしまいます。よく見ないと気が付かないほどの些細な傷から、塗装が剥げてしまうような傷までダメージの深さはさまざまです。そのまま放置してしまうと塗装のはげた部分からサビが発生し、ボディの耐久性などを低下させてしまうでしょう。

飛び石によるダメージを防ぐ方法

飛び石によるダメージは場合によっては深刻です。できる限り飛び石によるダメージを避けたいでしょう。飛び石によるダメージを防ぐ方法としては、以下が挙げられます。

ダンプカーなどの後ろを走らないようにする

まずは「ダンプカーなどの後ろを走らないようにする」という方法です。飛び石の原因として考えられるのは、タイヤに挟まっていた小石が走行中に取れてしまい、タイヤの遠心力によって高速で飛んできてしまうというものです。

つまり、ダンプカーなどのように砂利道を走行することの多い車に多く見受けられる事象となります。普通車に比べて飛び石の打メージを受ける可能性は高いため、できるだけダンプカーなどの後ろを走らないようにするといいでしょう。

砂利道を避ける

砂利道を単独で走行する分には問題ないですが、前に車が走っている場合には注意しなければなりません。何かの拍子でタイヤから小石が高速発射されてしまう恐れがあります。できるだけ前の車とは距離をとったり、そもそも砂利道の走行を避けたりすることをおすすめします。

フロントガラスの傾斜にこだわる

フロントガラスの傾斜にこだわるというのも立派な対策の一つです。フロントガラスの傾斜は車種によって異なります。傾斜がなければ無いほど、飛び石によってダメージを深くおってしまいやすいでしょう。傾斜がついていれば、飛び石があっても弾き流すことで衝撃を緩和させることができます。できるだけ傾斜のついた車種を選択するというのも有効な対策です。

飛び石による傷は板金で直しましょう

飛び石によるダメージですが、板金によって直すことが可能となります。とくにボディに対してついてしまった傷などに関しては完璧に修復することができるでしょう。飛び石によって負ってしまうダメージは傷の他に、へこみもあります。いずれの場合でも、板金によって修復するのがおすすめですし、適しているといえるでしょう。
板金はとても簡単です。ご自身でおこなうとなると非常に難易度が高いものの、基本的には板金工場やディーラーに依頼するだけですので、依頼をすれば修理をしてもらうことができるのです。依頼先によってクオリティや金額に違いがあるため、どこに依頼するのかという点が重要です。
見積り金額などを比較して依頼先を決めるといいでしょう。事前に予約などを行い、当日は車を預けるだけでいいのでとても気軽です。あとは完璧に修復された車を取りに行くだけとなります。
走行に問題がなければつい放置してしまいがちですが、悪化することで車全体の耐久性などに影響してしまいかねません。できるだけ早く元通りにするようにしましょう。そのための手段として板金がベストです。

まとめ

飛び石によって、ちょっとした傷からガラスの破損までさまざまなダメージを負ってしまうリスクが存在しています。走行に関して問題がなければそのままにしてしまいがちですが、そのちょっとした傷が悪化することで大ダメージになりかねません。防ぐことも大切ですが、万が一の時にはすぐに板金で直しましょう。

「有限会社協和自動車工業所」は、長崎県長崎市にある車検工場です。車の車検はもちろんのこと、傷やへこみの修理も対応しております。飛び石によるダメージの修理に関してもお任せください。お問い合わせをお待ちしております。

普通車の車検とは?

代行業者の選び方や3種類の車検について解説!

普通車を購入し、初めての車検日が近づいてきた時「どこに車検をお願いしたらいいの?」「必要書類は何?」「具体的にいつ車検を受けるの?」など、迷われてしまう人も多いでしょう。

また、車検について詳しく知っておきたいと思うかもしれません。

この記事では、普通車の定義や、3種類の車検、車検を受けられる業者や店舗の特徴、車検の必要書類などについて説明していきます。

普通自動車とは?

自動車などに関する代表的な法律には「道路交通法」や「道路運送車両法」などがあり、それぞれの行政目的に応じて、普通自動車の定義が異なります。

道路交通法における普通自動車とは

道路交通法は、交通の安全や円滑を図ることなどを目的とした法律で、その所管は警察庁です。主な規定には、交通違反の罰則や運転免許制度などに関するものがあります。道路交通法における普通自動車とは、車両総重量が3.5トン未満、最大積載量が2トン未満、乗車定員が10人以下の自動車です。

道路運送車両法における普通自動車とは

道路運送車両法は、車両の安全性確保・所有権の公証・公害の防止などを目的とした法律で、国土交通省が管轄します。道路運送車両法における普通自動車とは、エンジン総排気量が2,000ccを超えていることに加え、さらに高さ2m超・幅1.7m超・長さ4.7m超の各条件に1つ以上該当する自動車です。なお、車両の安全確保などを目的に実施されているのが、次に説明する車検です。

車検とは?車検は3種類ある

車検の正式名称は「自動車検査登録制度」と言い、道路運送車両法に規定されています。車検は、公道を走行する自動車の所有者を公証・登録するとともに、その自動車が国土交通省の指定する保安基準に適合しているか検査するための制度です。保安基準をクリアすれば「自動車検査証(車検証)」が交付されます。車検を受けることができるのは、最寄りの陸運局や、地方運輸局長が指定した自動車整備事業所です。

なお車検には、新規車検・継続車検・構造等変更車検の3種類があります。

新規車検(新規検査)

新規車検は、新車や一時抹消登録済みの中古車などナンバープレートが付いていない自動車を、公道で走行できるようにするための検査です。新規車検と新規登録手続きを済ませた後に、ナンバープレートが交付されます。

新車を購入した際は、ディーラーが納車前に、新規車検と新規登録手続きを代行してくれるので、購入者が自分で行う必要はありません。一時抹消登録済みの中古車を個人売買などで購入した場合は、中古車新規登録が必要になるので、代行業者などに依頼するか自分で手続きを行います。
自分で中古車新規登録をする場合は、積載車を利用するか、市町村役場で仮ナンバーを取得するかいずれかの方法で、最寄りの運輸支局に直接持ち込みます。なお、レッカー車による牽引は、無車検走行にあたるので利用できません。

継続車検(継続検査)

継続車検は、車検証の有効期限を延長して使用する自動車を対象にした検査で、通常、車検と呼ばれています。また、ナンバープレートを有する自動車を対象とした検査とも言えるでしょう。普通自動車などの自家用乗用車は、新規登録から3年目に初回の車検を、それ以降は2年おきに継続車検を受けるよう定められています。車検は、車検の有効期限満了日の1ヶ月前から受けることができます。

有効期限満了日は、自動車のダッシュボードなどに常備されている車検証の「有効期限の満了する日」の欄に記載されているので、確認してみてください。フロントガラスの上部に貼られている検査標章(車検ステッカー)には、有効期限の満了する年と月のみの数字が記載されています。日頃から随時確認し、車検直前になって車検費用の準備に慌てることのないようにしましょう。

構造等変更車検(構造等変更検査)

車両の高さ・幅・長さ・乗車定員・最大積載量・原動機の形式などに一定条件以上の改造を加えた場合に受けるのが、構造等変更車検です。福祉車両やカスタマイズした自動車などが対象になります。車検の有効期限がまだ残っていても、大幅な改造や変更があれば、構造等変更車検を受ける必要があるので注意しましょう。

車検を受けられる業者や店舗の特徴とは?

車検を代行してくれる業者や店舗は多岐にわたり、それぞれに特徴があります。以下に主な業者などを紹介しますので参考にしてください。

指定工場

指定工場の車検は、短時間で完了することや、2級自動車整備士らによる高いレベルの整備と厳しい検査基準が特徴です。指定工場は、地方運輸局長の認証と指定を受けた自動車整備工場のことで、一般的に民間車検場とも呼ばれます。指定工場は、車検の検査ラインを有しており、自社工場のみで検査を完結することができます。そのため、不備があってもその場ですぐに整備と再検査ができ、即日の自動車引き渡しも可能です。

認証工場

認証工場での車検は、日にちがかかってもよいので費用を抑えたい場合や、カスタマイズした自動車の車検を通したい場合におすすめです。認証工場は、地方運輸局長の認証を受けた自動車整備工場です。最寄りの運輸支局に自動車を持ち込んで車検を受けることになるため、整備と再検査が必要になれば、移動時間や待ち時間がかかってしまいます。

ディーラー

ディーラー車検の最大のメリットは、自社メーカーの自動車に精通したスペシャリストによる質の高い整備と、メーカー保証です。車検後の再検査として「予備整備」を行うなど、さらなる安全走行に配慮してくれるディーラーも多いようです。これらのことから、車検費用は若干高めになる傾向にあります。

車検チェーン店・ガソリンスタンド・カー用品店

車検チェーン店は、車検に特化したチェーン店で、予算に応じた車検メニューや各種割引サービスが充実しています。また、ガソリンスタンドやカー用品店でも車検を受けられます。

ユーザー車検

整備の経験や知識がある場合は、自分で車検を行うユーザー車検もおすすめです。民間の有料検査場で、ブレーキ・スピードメーター・ライト・排ガスなどの調整や確認を行った後、最寄りの運輸支局に自動車を持ち込み、車検を受ける流れになります。
車検を依頼する業者が決まり、予約を入れる際には、代車の確認もしっかりしておきましょう。

まとめ

この記事の重要ポイントを簡潔にまとめてみましょう。一般的に車検と呼ばれているのが、継続車検です。普通車などの自家用乗用車は、新規登録から3年目と、その後2年ごとに車検があります。車検が受けられるのは、車検証の「有効期限の満了する日」の欄に記載されている日付の1ヶ月前からです。車検を依頼する業者は、車検のスピード感・整備の技術力・信頼性など総合的に判断すると、指定工場(民間車検場)がおすすめです。

長崎市・時津・長与・西海エリアの車検は、指定自動車整備事業所「有限会社協和自動車工業所」にお任せください。自社の施設内で整備と車検を行うことができるので、大きな修理の必要がない限り、即日のお引き渡しができます。車検をご検討の際は、お問い合わせください。1級・2級・3級自動車整備士らが確実な整備点検・検査をお約束いたします。

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