コラム

軽自動車の車検をおこなう3つの方法や実際の流れとは?

自動車には車検を行う義務がありますが、軽自動車に関しても例外ではありません。決まったタイミングで行わなければならないのです。

しかし、はじめての場合には、車検をおこなうためにどのようにしたら良いのかわからないでしょう。そこで今回は、軽自動車の車検をおこなう3つの方法や実際の流れについてご紹介いたします。

軽自動車の車検とは

まずは軽自動車の車検についてご存じないという方のために、以下の基本的な知識について身につけることをおすすめします。

車検の目的

そもそも車検は何のためにおこなっているのかという点ですが、安全に走行できるようにするためのものです。たとえば車検がなかった場合にどうなってしまうかというと、メンテナンスが十分にできておらず危険な状態で公道を走行することになってしまいます。たとえば急にタイヤがずれてしまった場合、歩行者などがその被害にあってしまう恐れがあるのです。公道を安全に走るための要件を満たしているかのチェックを行うのが車検となります。

車検の周期

車検の周期は基本的に決まっています。新車など初回の車検は購入してから3年後に受けることになっています。その後に関しては、2年毎に車検を受けなければなりません。車検を受けたあとには、それを証明するステッカーを見える位置に貼るというのがルールとなっています。何年の何月に車検が切れてしまうのかが記載されているため、それを見れば次回の車検がいつなのか思い出すことが可能となります。

車検をしないとどうなってしまうのか

車検を受けたあと、有効期限内の車だけが公道を走ることが許されています。万が一有効期限が切れてしまっていたり、車検を受けていなかったりする状態で公道を走ってしまうと、道路運送車両法第108条によって刑事罰の対象となってしまうのです。具体的な罰則内容としては、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」です。

軽自動車の車検をおこなう3つの方法

軽自動車の車検をおこなう3つの方法ですが、以下のとおりです。

ディーラー

まずはディーラーです。いわゆる車のメーカーのことで、自社の車のみ対応するというスタイルのため、ご自身の乗っている車のディーラーをまずは街中から探さなければなりません。自社の車のみ対応のため、点検項目も多くしっかりとしています。部品交換の必要があれば、純正品で交換してもらうことが可能となります。ただし、その分車検の費用は高めに設定されているのです。

整備工場

車の整備や修理を主に行っている整備工場も車検の依頼先としてよくあるケースです。さまざまな車種の車検に対応しているという点と、修理費用が低めのため多くの方が依頼することになります。指定工場や認定工場など、種類がいくつかあり指定工場であればその工場内で車検が完結するため早く完了させることが可能です。

カー用品店

街中に存在するカー用品店でも車検を実施しているケースが存在します。店舗内で部品を購入してそれを修理として交換してもらうことなどが可能です。どこの店舗でもおこなっているというわけではありません。依頼しようと思っている店舗でそもそも車検サービスを実施しているのか事前に確認するといいでしょう。

軽自動車の車検依頼の流れ

依頼先によって異なる可能性がありますが、軽自動車の車検の基本的な依頼の流れは以下のとおりです。

依頼先を選定する

まずは依頼先の選定から行います。ディーラーや整備工場など、依頼先の選択肢は複数存在しておりますので、予算やクオリティなどを考慮した上で決めましょう。候補となる依頼先に見積り依頼をして、それを比較するというのが最も確実です。依頼先が決まったら、いつ車検をおこなうのかの日程調整を行います。

事前準備をする

車検実施日の予約が取れたあとは、事前準備をしましょう。車検証はもちろんのこと、軽自動車税納税証明書や自賠責証明書などが必要となります。当日すべてが揃っていないと車検の実施ができなくなる恐れがあるため、必須ということを認識するといいでしょう。

当日は車を預ける

当日を迎えたら、依頼先に車を預けましょう。車検を実施している最中は車に乗ることができません。代車を貸してもらえることが多いため、必要であればあらかじめ依頼しておくといいでしょう。車検が完了したら車を受け取りに行くことで完了です。

まとめ

軽自動車の車検ですが、初回は3年でそれ以降は2年感覚で行うことになるものです。公道を走るのであれば必須ですので、忘れることなく実施するようにしましょう。うっかり忘れてしまった場合には罰則対象となるため要注意です。依頼先を決めてしまえば、あとの流れは指示をしてもらえますので安心です。とくにこだわりがなければ車検工場に依頼することをおすすめします。

「有限会社協和自動車工業所」は、長崎県指定優良民間車検工場です。はじめての車検という方にも安心して受けていただけるようにお手伝いいたします。費用面や車検の流れなど気になる部分もいくつかあるかと思いますので、お気軽にお問い合わせください。

車のエアコンの修理時期を知らせるサインと長持ちさせるコツとは?

車のエアコンは快適な運転をするためには欠かせない設備です。エアコンが壊れてしまうと暑さや寒さによって集中力が切れ、運転に支障が出てしまう可能性もあります。

安全に運転するためにも、車のエアコンの異常には気づけるようになりましょう。

この記事では、車のエアコンの耐用年数や修理時期のサイン、エアコンを長持ちさせるコツのお話しをします。

修理したほうがいいサイン

エアコンが故障する場合は何らかのサインが出ます。故障の可能性があるサインとしては以下のようなものが挙げられます。

冷房が効かない

冷房が効かなくなっている場合、コンプレッサーの故障やエアコンガスの減少などの原因が考えられます。コンプレッサーはガスに圧力をかけ、気体から液体へと変化させる働きをしています。この働きが冷たい風を作り出す大切な役割となるので、コンプレッサーが故障すると冷房が効かなくなるのです。コンプレッサーは壊れやすい部品でもあるので、早めの修理、交換が必要です。

また、エアコンガスが少なくなっていても冷房が効かなくなります。ガスはガソリンスタンドなどで簡単に補充できるので、冷房が効かなくなってきたと感じたら、こまめに補充しておきましょう。また、夏場の暑くなる前にエアコンの試運転をしておき、異常がないかを確かめるのもおすすめです。

暖房が効かない

暖房が効かなくなることも故障のサインです。暖房の場合は、オーバーヒートを防止する役割のサーモスタットの故障が考えられます。サーモスタットが故障しているとエンジンが温まっていない状態で冷却水が冷やされてしまうので、車のエンジンをかけてから長い時間が経たないと暖かい風が出てきません。暖房の調子が悪いと感じたら故障している可能性を考えましょう。

異音がする

また、異音がする場合も注意が必要です。異音がする場合はファンモーターの故障が考えられます。「キュルキュル」という音が特徴です。

以上のようなサインを放置してしまうと、さらにエアコンの状態を悪化させてしまう恐れがあるため、すぐに修理することをおすすめします。

車のエアコンの修理ができる場所と修理時間

車のエアコンの修理ができる場所は、ディーラー、自動車整備工場、ガソリンスタンドなどがあります。修理時間は数時間から長いと数か月ほどかかります。

車のエアコンの修理はディーラー、自動車整備工場、ガソリンスタンドでできる

車が故障した場合、ディーラーを思いつく方が多いのではないでしょうか。さまざまな車のトラブルに対応可能なイメージのディーラーですが、電気系の修理はそれほど得意でないこともあります。そのため、ディーラーでは電気系統の部品を扱う業者に外注しているパターンもあり、価格が高めであったり、修理までの期間が長くなってしまったりする場合もあります。そのため、ディーラーで新車を購入し、その保証期間がある場合などにディーラーに依頼するのがおすすめです。

ディーラー以外の選択肢ですと、身近なところにある町の自動車整備工場があります。町の自動車整備工場は、多くは個人店ですが、高い技術力を持つ整備工場も存在します。また、車全般の修理を請け負っているお店も少なくありません。また他には、ガソリンスタンドでも修理が可能です。ガソリンスタンドは店舗の数も多いので、行きつけのガソリンスタンドがある場合などには便利です。

修理時間の目安は

車のエアコンは、修理箇所によって修理にかかる時間が異なります。エアコンガスや冷却水の補充程度でしたら、数時間あれば調整可能です。それ以外のエアコン内部の修理や部品の交換になると3日から1週間程度かかってしまいます。さらに、部品の取り寄せが必要になってしまう場合ですと、さらに時間がかかることもあります。

車のエアコンの耐用年数と長持ちさせるコツ

車はエアコンだけでなくさまざまな維持費がかかるので、修理はなるべく少なくしたいものです。車のエアコンの修理目安となる耐用年数と、できるだけ長持ちさせる方法を知ることで、快適なカーライフを送ることができます。

車のエアコンの耐用年数

一般的な車のエアコンの耐用年数は5年から10年程度です。しかし、車のエアコンの耐用年数は使い方によって大きく変わります。車にはコンプレッサーと呼ばれる圧縮機があり、これが車のエアコンの寿命に大きく関わっています。コンプレッサーの耐用年数は税法上7年ですが、使用状況によってはこれより短くなることもあり、長いと10年以上使用可能です。

コンプレッサーには、使わなければ劣化が早くなるという特徴があります。ほかの故障が原因の場合もありますが、寿命に関わりの深いコンプレッサーに注目してみると、耐用年数は7年から10年となります。

エアコンは定期的に使う

エアコンを使うと燃費が悪くなることから、できるだけエアコンを使わないで車の運転をしている方がいらっしゃいます。しかし、できるだけエアコンを長持ちさせたいなら1年を通して定期的にエアコンを稼働させるのがおすすめです。上述したように、車のエアコンの大事な部分であるコンプレッサーには、使わなければ劣化が早くなるという特徴があります。エアコンを稼働させ、使用頻度を上げることで、コンプレッサーの負担が減り、結果としてエアコンの寿命が延びます。

まとめ

車のエアコンの耐用年数は、使用している車や使用頻度によって変わりますが、5年から10年程度です。また、耐用年数より前でも、エアコンが故障する時には何らかのサインが現れます。冷たい風が出ない場合はコンプレッサーの故障やエアコンガスの減少が考えられ、また暖房が効かない場合はサーモスタットの故障などが考えられます。エアコンから変な音がする場合も故障のサインです。 このようなサインが出た場合、ディーラーや町の自動車整備工場などに修理を依頼し、運転に支障が出る前に直してもらいましょう。そして、車のエアコンが壊れないように維持することも大切です。長持ちさせるコツは、1年を通して定期的にエアコンを動かすようにすることです。使用頻度を上げることでコンプレッサーへの負担が減り、耐用年数を長くすることが期待できます。

「有限会社協和自動車工業所」では、エアコンの不良などの整備から車検まで幅広くお受けいたします。当社は、国が定めた基準をクリアしている指定工場です。経験豊富な熟練エンジニアが妥協のない整備、修理プランをご提案させていただきます。少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

車のタイヤ交換をするべき理由とは?

交換時の注意点もご紹介

車にはタイヤが装着されていますが、一定期間が経過した時点で交換をする必要があります。パンクなどしていなければそのままでもいいと思ってしまうかもしれませんが、そうではないのです。

しかし、タイヤを交換する必要性について、まだ免許をとって日が浅い方などご存じないケースも少なくないでしょう。

そこで今回は、車のタイヤ交換をするべき理由や交換時の注意点についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

車のタイヤ交換が必要な理由

車のタイヤ交換が必要な理由としては、以下のものが挙げられます。

事故につながってしまう

車のタイヤ交換が必要な理由の1つ目は、「事故につながってしまう」というものです。タイヤはゴムでできており、柔軟であることによって路面をグリップして動きを制御することが可能となっています。しかし、経年で劣化したタイヤは固くなるため、グリップ力が弱まり事故につながってしまう恐れがあります。それと同時に、固くなったタイヤはひび割れなども発生しやすくなるのです。その結果、走行中に突然タイヤがバーストし、重大な事故につながってしまうでしょう。

燃費や乗り心地に影響する

「燃費や乗り心地に影響する」というのも、タイヤ交換が必要となる理由の一つです。タイヤが柔らかいことで振動や衝撃が吸収され、乗り心地が安定しています。ずっと同じタイヤを使い続けてしまうと、タイヤが固くなり乗り心地も悪くなりますし、燃費も悪くなっていきます。

法律違反をしてしまう恐れがある

タイヤ交換をしないままですと、法律違反をしてしまう恐れがあります。タイヤにはグリップ力を高めるための溝が彫られていますが、法律で1.6mm以上でなくてはいけないと決められているのです。同じタイヤをずっと使用していることで、徐々に溝が削れていき基準を下回ってしまう恐れがあるでしょう。

車のタイヤ交換をする目安

車のタイヤ交換ですが、どのタイミングで行ったらいいのかわからないという方も多いでしょう。交換すべきかどうか見分けるポイントとしては、以下の3つが目安となります。

走行距離

走行距離は目安となる一つの要素です。タイヤのサイズによって変動するものの、一般的には車の走行距離が5,000kmごとに1mm摩耗するといわれています。タイヤの溝は基本的に8mmのものが多いため、32,000km走行することで溝の高さが1.6mmになるという計算になります。

つまり、新品の状態からの走行距離の合計が32,000kmに近くなった時点が交換するタイミングといえるでしょう。あまりギリギリまで粘るべきではありませんので、少し余裕を持って交換することをおすすめします。

使用年数

タイヤの使用年数も交換の目安となります。普段からあまり運転をしないという場合には、なかなか走行距離が増えません。いつまで経っても走行距離が増えないため、タイヤ交換をしなくていいかといえばそうでもないのです。タイヤは基本的に4〜5年で劣化するといわれています。あまり走行していない場合でも、5年近く経っている場合にはタイヤ交換をしましょう。

見た目

タイヤの見た目に変化がある場合、交換の目安になります。ひび割れや切り傷などが見た目でわかるレベルで発生しているのであれば、交換したほうが安全です。問題なく走行できたとしても、劣化していることは間違いないためそのままにしてしまうのは危険でしょう。細かいタイヤチェックを習慣にすることをおすすめします。

車のタイヤ交換における注意点

車のタイヤ交換における注意点としては、以下が挙げられます。

ご自身でのタイヤ交換は危険

タイヤ交換はご自身でも可能です。万が一のときには、ご自身で行わなければなりませんので工具も常備されていることでしょう。しかし、タイヤ交換は少しのミスが致命的になる作業です。タイヤのバランスを乱してしまったり、位置を間違えてしまったりするというミスは少なくありません。走行中にタイヤが外れてしまうなどの重大な事故にもつながるため、知識や経験がなく自信もない場合にはプロに依頼するというのがベストです。

早めに行動するべき

タイヤ交換の目安となる方法はいくつもありますが、それはあくまでも目安となります。ギリギリまで我慢してしまいがちですが、それは事故などのリスクを高める行為でもあるでしょう。目安に近くなったら、早い段階で交換することが大切です。もったいないと思ってしまうかもしれませんが、事故などを起こすことのほうが問題です。余裕を持って交換するようにしましょう。

まとめ

タイヤは走行することで徐々に摩耗していくため、交換をしなければそのうち重大な事故につながってしまう恐れがあります。燃費などにも影響するため、定期的に交換が必要です。タイヤ交換はご自身でも可能ですが、リスクもいくつかあるためプロに依頼するのが最も安全でおすすめです。

「有限会社協和自動車工業所」は、長崎県長崎市にある車検工場です。指定工場ですので、車検をすべて工場内で行うことが可能となります。安心安全な車検をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。修理に関しても対応可能ですので、ご相談お待ちしております。

車のバンパーについた傷、修理で綺麗にするには?

大切な愛車を傷のない状態で乗り続けることは理想ですが、毎日の通勤や移動で欠かさず運転をする中で、ついうっかりバンパーに傷をつけてしまったり、擦ってしまったりするものです。知らないうちに傷がついていてショックを受けることもあるのではないでしょうか。バンパーは損傷を負いやすく、外観から目立つ部分でもあるため、傷は早く直したいものです。

ここでは、損傷したバンパーを修理する必要があるときに、事前に知っておきたい事柄をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

バンパーとはどんなもの?

車には必ず装着されているバンパーですが、実際どの部分なのか、どんな役割があるのか、など知らない方もいるのではないでしょうか。

どの部分を指すのか?

車の前後に装着されているパーツのひとつです。前方に装着されているのは「フロントバンパー」で、後方は「リアバンパー」となります。

どんな役割なのか?

外部から何らかの衝撃を受けた際、その衝撃を和らげ車のエンジンや車体、ドライバーや同乗者を保護する役割を担っています。また、人や自転車などと接触してしまった場合、相手が受ける衝撃を和らげることにより、損害を最小限に抑える役割もあります。
日本人は、車のボディやバンパーの汚れや傷を気にする人が多いですが、海外の国によっては、バンパーは緩衝装置であり汚れや傷がつくことは当然のことであまり気にしないようです。

現在のバンパーの特徴

1980年代以前は、鉄製でボディから独立したデザインであり、強度や耐久性に優れていますが、重量が重いことが難点でした。1990年代になると、樹脂製でボディと一体化したデザインへ変わっていきましたが、柔らかく安全性も高く軽量ではありますが、割れやすいので強度が低いところが難点です。

損傷したバンパーを修理するか交換するか?その判断の基準は?

バンパーの損傷には、小石が飛んできたり縁石に乗り上げてしまったり、壁や電柱や段差のあるところで地面と接触したり、運転中に起こるハプニングの他にも、駐車中に傷つけられるといったさまざまな要因があります。
損傷個所を修理する方法と、新たなバンパーに交換する方法とがあり、ダメージの大きさによってどちらにするかを決めます。

損傷の大きさや程度によって判断する

バンパーが受けた損傷が比較的小さい傷や細かい擦り傷、小さなへこみである場合、修復が可能な程度の損傷であれば、一部分的な修理で済むのが一般的です。一方で、損傷の程度が激しく板金塗装では修復ができないほどの傷や穴が開いていたり、割れている、内部まで損傷しているといった場合や、損傷が小さくても広範囲に及んでいたり複数にも及ぶ場合は、バンパーを交換という判断になります。

工程や費用にはどのような違いがあるのか

バンパーの修理と交換では作業内容が異なるため、当然ですが作業にかかる時間や費用が違います。

バンパー修理の場合

軽度の損傷であれば、部品を外したりする必要がないことから、工賃や部品代などが抑えられ、材料費や技術料のみ支払うことになり、時間も費用も抑えることができます。手のひらサイズの傷であれば約3時間程度、小さなへこみであれば1日ほどですが、傷が大きく、損傷個所が複数にわたり存在する場合は、板金修理や塗装作業の工程が加わり複雑な作業になるので、4日程度の期間が必要になります。

バンパー交換の場合

部品代金やバンパー付近の部品の脱着作業、取り付け時に加工を施す必要がある場合は、工賃が掛かるので時間も費用も必要になります。
部品の調達から、壊れた部品を取り外し、新品の部品を取り付ける作業となり、車種によっては部品の入手が困難であったり、取り寄せたバンパーに塗装が必要であったりと、掛かる時間も費用もさまざまです。
また、近年では予防安全技術や運転支援技術を掲載している車も多く、センサーなどが装着された部品の脱着作業にはセンサーの調整を行う「エーミング作業」が必要になる場合があります。

バンパーの修理や交換はどこに頼めばいい?

修理や交換が必要になったとき、依頼先としてカー用品店・ガソリンスタンド・ディーラー・整備工場などが挙げられますが、損傷の程度や部品の取り扱いの有無、費用などはさまざまです。

カー用品店やガソリンスタンド

小さな傷やへこみ程度の修理ならば、修理が短時間で済んだり修理費用を安く抑えることができたりします。

ディーラーや整備工場

大きな傷やへこみ、交換が必要なほどの損傷である場合、部品の調達が必要なので正規品や中古品の扱いがあり、専門の知識や高い技術もあるため幅広く対応ができます。

まとめ

車にできた傷やへこみなどは、その損傷の大きさや程度によって修理の内容が異なります。また、使用する部品や工賃など費用もさまざまなので、まずは業者に相談しましょう。大切な愛車を傷のない綺麗な状態で、快適なカーライフをお楽しみください。

「有限会社協和自動車工業所」は圧倒的な経験値と年間2,000台以上の修理実績により、お客様の悩みをいち早く解決します。バンパーの傷などについても、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

あなたの命を守る大切な車のブレーキ!

修理が必要なポイントをご紹介

ブレーキは車のパーツの中でも安心・安全を守る重要な保安部品のひとつであり、自動車の、基本的な機能の一つでもあります。そして、運転手や同乗者の命を守るうえでも重要な役割を担っています。ブレーキは他のパーツに比べ消耗が激しいため、定期的な点検とメンテナンスが必要とされるでしょう。

もしも走行中にブレーキの効きが悪かったり、異音がしたり何か不具合を感じた時、どう対処したらいいのか不安になるものです。ここでは、ブレーキに関する知識や修理に関する事柄をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ブレーキの仕組みと役割

自動車のブレーキには、フットブレーキ、エンジンブレーキ、サイドブレーキがあり、それぞれ違う仕組みと役割を持っています。まずは、それぞれのブレーキについて詳しく解説していきましょう。

フットブレーキ

自動車を走行中にペダルを踏んで減速・停止させるために使われるブレーキで、油圧(ブレーキフルード)を利用してタイヤの回転を摩擦材に押し付けることで、回転数を低下させて速度を落としていきます。

エンジンブレーキ

アクセルペダルを緩めることによってエンジンの回転数が低下し、その制動力により減速していきます。フットブレーキの補助としての役割と、ブレーキ装置の負荷と消耗を軽減できます。また、フットブレーキを使い過ぎたときに起こるフェード現象やベーパーロック現象などを防ぐ事ができるでしょう。

サイドブレーキ

停車時の車の静止状態を保つためのブレーキで、ブレーキをかけた時にワイヤーが引かれその張力を利用しています。車を停車させておく時にはサイドブレーキをかけることで、車が不用意に動いてしまうようなリスクを避けることが可能になります。

ブレーキにこんな異変を感じたら修理が望ましい

ブレーキの故障は放置しておくと交通事故につながる恐れがあります。小さなことでも走行中に違和感がある場合は早期の対応が大切になります。これらの異常を感じたら、可能な限り早めの対処が必要です。

異音がするとき

「キー」「ゴー」「シュー」という異音がする場合はブレーキの部品が故障している可能性が高いでしょう。そのまま放置しておくとブレーキの効果に異常が発生し、故障や事故などのトラブルに繋がる恐れがあります。不具合を見つけた場合は放置せず早めに点検、修理、交換が必要になります。

ブレーキが効きにくい

ブレーキの効きが悪くなる原因として、ブレーキオイルの劣化・ブレーキパッドの消耗、ブレーキディスク、ブレーキキャンパーなどの不具合が考えられます。ブレーキの効きは、放置しておくと重大な事故につながることも考えられますので、異変に気づいたときは点検や修理が必要です。

異音からわかる不具合の原因

ブレーキの不具合の症状として、走行中に発生する異音の種類からもその原因を知ることができます。これらの音についても、鳴っていないか注意しておきましょう。

ブレーキパッドの消耗

二枚一組のブレーキパッドがブレーキローターを両側から挟みこむことによってブレーキを作動させるため、「キー」という金属音が聞こえるときは、この摩擦によってブレーキパッドが少しずつ消耗し、すり減り薄くなっていると考えられます。長期間の放置は突然ブレーキが効かなくなる恐れもあるので、早めの点検と新しいものに交換するのが望ましいでしょう。

ブレーキディスクの錆

「ゴー」という低い音は、ブレーキディスクが錆びた状態であり、ブレーキをかけた時に摩擦面の擦れが起きてしまうことが、異音が発生する原因となります。ブレーキディスク自体が摩耗していることも考えられるため、早めに修理・交換を検討した方がよいでしょう。

ブレーキブースターの故障

ブレーキペダルを踏む力をアシストする必要不可欠な装置で、故障すると、ブレーキペダルがとんでもなく重くなったり、また反対に何の抵抗も感じず沈み込んだりします。原因としては経年劣化、亀裂、漏れが考えられ、エア漏れの場合は「シュー」と空気が抜けていくような音がします。

エア漏れを放置しておくことはブレーキの効きを悪くし事故に繋がる恐れがあるので、早めの点検、修理、交換が必要です。

まとめ

ブレーキの故障にはいろいろな要因があり、部品自体も劣化していくため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。ブレーキは車の安全性をつかさどる大切な部分のひとつであり、異変を放置しておくことは重大な事故につながる恐れがあります。 毎日のカーライフを安心して過ごすには、常に車の状態に気を配ることが大切であり、小さな不具合でも見逃さずメンテナンスを怠ることのないように務めることが重要です。また、専門知識がない人では判断しにくいので、異変を感じたらまずは点検、相談をすることが大切です。

「有限会社協和自動車工業所」は、創立から50年以上お客様の車を整備・修理してきた実績と経験豊富なエンジニアがベストなプランをご提案します。ブレーキの不調や修理、交換についても、ぜひお気軽にお問い合わせください。

車のへこみはどう修理する?

業者に依頼する際の相場や自分で行う修理方法をご紹介!

車のボディは意外と柔らかく、どんなに気をつけていても大切な愛車をへこませてしまう場合があります。実際に経験のある方もいらっしゃるでしょう。

走行には影響がない場合が多いものの、ボディにへこみがあるとかなり目立つため、できるだけ早めに修理したいところです。

また、へこみが原因となって塗装の剥がれや錆の原因となるため、なるべく早く修理をしておくことをおすすめします。

車のへこみ修理を業者に依頼する場合

車のへこみ修理は専門業者に依頼するのが一般的です。しかし、いざ修理が必要となってもどこに依頼すればいいのかわからない方も多いでしょう。ここでは、へこみ修理ができる専門業者や依頼した際の費用や修理期間についてご紹介します。

どこで修理できる?

車のへこみを修理できる専門業者は大まかに以下の3つがあげられます。

・ディーラー
・自動車修理工場
・カー用品店

ディーラーは一定水準の技術力が期待できます。純正のパーツを取り扱っているということもあり、品質やサービスに安心感があるのが魅力です。自動車整備工場は修理や整備に特化しているため、修理技術が高く、費用も比較的安く済みます。カー用品店も費用を抑えられるのが特徴です。しかし、対応できる修理の範囲が狭いためへこみの程度によって依頼できない場合があるため、注意しましょう。

費用の相場

へこみ修理の費用は、車のパーツごとに変わってきます。各部位ごとの平均的な修理代の相場は以下になります。

・ボンネット(3万円から)
・トランク(5万円から10万円)
・サイド(3万円から)
・ルーフ(3万円から10万円)
・バンパー(2万円から)

依頼する業者によっても価格は前後します。さらに、ディーラーに依頼した場合、他の業者よりも費用が高くなることが多くなっています。一方、自動車修理工場とカー用品店では、平均的な修理代金で依頼することができます。ただし、へこみの範囲や程度によって大きく異なる場合があるため、あらかじめ各業者に見積もりを依頼しましょう。

修理にかかる期間

修理にかかる作業時間は数時間から半日程度です。しかし、へこみの状態や順番待ちなどにもよりますが依頼する業者によって2〜5日程度の期間車を預けなければならない場合があります。また、大型連休や年末年始、依頼する業者の繁忙期にあたった場合はさらに期間がのびる可能性があります。車を預けている期間、代わりの車がなく台車が必要な方はあらかじめ確認しておきましょう。

車のへこみ修理を自分で行う方法や費用

車のへこみは、小さなものであれば自分で補修することも可能です。自分で行うことができれば業者に依頼した際の工賃をカットできるため修理費用をより安くすることができます。ただし、道具の調達が必要です。へこみ修理を自分で行う方法は、道具を使った4つの方法があります。以下で、簡単にご紹介します。

・デントリペアキット(修理キット)でへこんだ部分を表面から引っ張りだす方法
・ドライヤー・冷却スプレーで鉄の特性を利用してへこみを解消していく方法
・ハンマーを使ってへこみの部分を裏側から叩いて元に戻す方法
・パテをへこみ部分の表面に盛って上から塗装する方法

かかる費用は道具代のみになるため、どの方法を選んでも修理費用は1000〜5000円程度となります。

車のへこみ修理を自分で行う際の注意点

へこみの修理が自分で綺麗にできれば、費用はかなり抑えることができます。しかし、元通りのボディに仕上げるというのは簡単ではありません。仕上がりの質が悪いと違和感が逆に目立ってしまう可能性があります。
修理に失敗すると見た目がさらに悪くなるだけでなく、状況がさらに悪化してしまうこともあります。自分で行う際に道具を使って手を加えるため、かえって傷をつけてしまうことやへこみの範囲を余計に広げてしまうリスクが考えられます。
その場合、初めから専門業者に依頼するよりも修理費用が高くなってしまうため、ボディの修理には、専用の機材や熟練された技術が必要です。そのため、車のへこみを確実に修復したいと思う方は専門の修理業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

車のへこみはほとんどが走行に影響がないものの、塗装の剥がれや錆などの劣化の原因になってしまうためできる限り早急に修理しましょう。小さなへこみであれば自分で修理を行うことも可能ですが、失敗してしまう可能性があるため、修理技術に特化しているプロにお任せすることをおすすめします。できるだけ費用を抑えて技術を求めたい場合は、コストパフォーマンスの良い自動車整備工場に依頼しましょう。費用に不安がある場合は、まずお見積りをしてみてはいかがでしょうか。

私たち「有限会社協和自動車工業所」では、ご安心いただけるよう丁寧な説明とお客さまに寄り添ったご提案を心がけております。アフターフォローも全力で取り組んでおりますので、車でお困りの際はどんなことでもお気軽にご相談ください。

車のヘッドライトを自分で修理する方法とは?

修理可能な業者もご紹介!

車のヘッドライトを自分で修理したいと思う方もいらっしゃるでしょう。車のヘッドライトが切れた状態で走行していると整備不良で警察に反則切符を切られてしまう恐れがあります。そもそも無灯火で夜間走行するのは危険です。車のヘッドライトの破損に気づいたら、すぐに修理すると良いでしょう。

この記事では車のヘッドライトを自分で修理する方法を解説します。自分で修理するのが難しい場合に修理を依頼できる業者も紹介するので、車のヘッドライトの修理について興味のある方は是非参考にしてみてください。

車のヘッドライトを自分で修理する方法

車のヘッドライトを自分で修理する方法を解説します。車の修理というと難しく感じるかもしれませんが、手順通りに行えば十分に可能です。修理に必要な工具や材料はホームセンターで買えるので、事前に揃えておくと良いでしょう。具体的な工具や材料は以下のものが必要となります。

● レンチ
● ジャッキ
● ジャッキスタンド
● ドライバー
● ペンチ
● 軍手
● バルブ

ヘッドライトの球を交換する方法

ヘッドライトの球の交換はボンネットを開けて内側からバルブを外して行います。特に工具を必要とせず、慣れれば10分程度での交換が可能です。球にはハロゲン、HID、LEDがあります。LEDだけはヘッドライトに直接埋め込んであり、バルブではなくヘッドライトごと交換する必要があるので注意しましょう。具体的な交換の手順は以下のようになります。

1. ボンネットを開け、ヘッドライトコードをヘッドライトユニット後ろから探す
2. ヘッドライトコードの先端にあるコネクターを外す
3. バルブの位置を確認する
4. バルブ裏のゴムカバーを外す(水やホコリなどの異物が入らないように注意)
5. ストッパーを解除してバルブを外す
6. 新しいバルブを設置する
7. ストッパーでバルブを固定する
8. バルブ裏のゴムカバーをつける
9. ヘッドライトコードの先端にコネクターを装着する
10. エンジンを起動させてヘッドライトが作動するか確認する

バルブのガラス管を素手で触ったり、傷をつけたりすると劣化が早まってしまいます。バルブを扱う際は薄手の軍手をはめて慎重に取り扱ってください。

ヘッドライト本体を交換する方法

ヘッドライト本体の交換はバンパーを取り外して行います。交換はやや大掛かりな作業となり、工具も必要です。作業を行う際はしっかりと準備してから取り組むと良いでしょう。具体的なヘッドライト本体の交換の手順は以下のようになります。

1. 純正の光軸を確認する
2. 車体をジャッキアップしてジャッキスタンドで支える
3. クリップやボルトを取り外して車体からバンパーを外す
4. ヘッドライトにつながっている配線やバルブを丸ごと取り外す
5. 取り外した配線やバルブをヘッドライト本体に移植する
6. 新しい本体を仮組し、光軸を合わせて車体に組み付ける
7. 外したときとは逆の手順でバンパーを取り付ける
8. ジャッキダウンして車体を下す
9. 光軸の確認や調整を行う

ヘッドライト本体を交換するには専用の工具が必要になり、ある程度の手間もかかります。作業に自信がない場合は業者に依頼して修理を行うのが無難でしょう。

車のヘッドライトの修理を依頼できる業者

車のヘッドライトの修理を依頼できる業者は主に3つあります。

ディーラー

ディーラーは自動車メーカーが運営している自動車の販売店舗です。購入後の車の検査や修理を行えます。ディーラーであれば販売した車両を熟知しており、修理やメンテナンスの経験が豊富な場合が多いです。修理や部品の交換にはメーカーの純正品を使用するため、他の業者よりも信頼感があります。近くに自分の車と同じディーラーがあれば一度相談してみると良いでしょう。

整備工場

民間の整備工場に直接持ち込んでも修理を行ってくれます。民間の整備工場はディーラーと違い特定の自動車メーカーが運営しているわけではないので、さまざまなメーカーの車でも対応可能なのが特徴です。工場によっては特定の車種に特化している場合もあるので、自分の車が修理できるのか事前に確認すると良いでしょう。

カー用品店

カー用品店では簡単な修理やパーツの付け替えなども行えます。自分で選んだ商品をつけられるので、性能やコストを吟味して修理を行えるのが特徴です。車のヘッドライトの修理であれば問題なく行ってくれるでしょう。ただし大掛かりな修理には対応していません。ちゃんとした設備が必要となる修理は整備工場で行う必要があるので注意が必要です。

まとめ

車のヘッドライトを自分で修理する方法を解説し、自分で修理するのが難しかった場合に修理を依頼できる業者もご紹介しました。車のヘッドライトが故障したままだと整備不良で違反切符を切られてしまいます。

可能な限り早く修理したほうが良いでしょう。 自分で修理することもできますが、難しく感じる場合は業者に修理を依頼するのが無難です。業者も種類によって特徴がありますので、ご自身に合った業者を選ぶと良いでしょう。

「有限会社協和自動車工業所」は長崎県指定の優良民間車検工場です。経験豊富なスタッフがお客様のお車の悩みや問題を解決いたします。お車に関して気になる点がありましたら、是非一度お問い合わせください。

車の擦り傷は自分で直せるのか?

自信がなければ修理依頼がおすすめ

車に擦り傷がついて、お悩みという方も多いでしょう。擦り傷がわずかなら、自力で直せる可能性があります。しかし自信がない場合や、傷がひどい場合は修理依頼を考えてください。プロのサポートによって、新品同様の状態に戻してもらえるでしょう。

今回は車に擦り傷を初めて直す方のため、その解決法をまとめました。自力で直す方法と、修理依頼をする場合のポイントを紹介します。これを読めば車の擦り傷の解決法がわかるでしょう。

車の擦り傷を自力で直す方法

車の擦り傷を自分で直す方法は、主に3種類です。コンパウンドやタッチペン、パテを使います。傷の状況に合わせて、適切な道具を決めてください。ここでは自力での直し方をまとめました。

コンパウンドを使う

コンパウンドとは研磨剤の一種です。ごく浅く、小さい傷ができたときは、この道具で解決できるかもしれません。
まずは傷の部分を水で洗ってください。きれいになったら、そこをコンパウンドで磨きます。このときは傷にそってやさしく磨きましょう。
傷が薄くなってきたら、さらに細かい粒子のコンパウンドでやさしく磨きます。以上によって、車体にツヤが出るのがポイントです。最後は液体コンパウンドで磨き、修理完了になります。このように擦り傷が小さければ、コンパウンドだけで解決できるかもしれません。

タッチペンを使う

ここでのタッチペンは、いわゆるタッチアップ塗料です。水洗いに加え、車体についた油分やワックスを取り除いてください。シリコンオフという脱脂剤があれば、スムーズに下地処理が可能です。
傷を囲うようにマスキングテープを貼って車体を保護しましょう。そこへタッチペンを、点を打つような形で塗ります。塗り終わったら乾かし、また傷に塗る作業を繰り返しましょう。ボディより塗料が盛り上がる状態が目標です。
塗料が乾いたらマスキングテープを剥がします。完全乾燥まで1週間なので、それまで置いておきましょう。
1週間後、マスキングテープを上下に何枚か重ね貼りしてください。耐水ペーパーを濡らし、盛り上がった塗料を磨きます。塗料が平らになるまで磨くのがポイントです。そこからテープを1枚ずつ剥がし、また盛り上がり部分を耐水ペーパーで磨きます。以上を繰り返して、最後の1枚まで作業を進めましょう。
このとき耐水ペーパーは粗い方から使い、段階が進んだら細かい目に変えていきます。最後は、液体コンパウンドでつやが出るように磨けば完成です。タッチペンはコンパウンドより作業が複雑ですが、コツをつかめば自力で対処できます。

パテを使う

パテは車体のへこんだ部分を埋めて直す道具です。擦り傷だけでなくへこみもあったら、こちらを使いましょう。
まずは傷やその周辺の水洗いをして、脱脂処理を済ませてください。作業箇所のマーキングもしておきます。パテは傷の深い部分は厚く、周辺は薄く塗りましょう。約15~20分乾燥させたら、耐水ペーパーで磨いてください。粗い目で全体を整え、段々と細かい目に変えて表面をツルツルにしましょう。
続いて補修部分周辺にマスキングテープを施し、施工部分は三重に塗装してください。一度塗るごとに乾燥させ、耐水ペーパーで研磨を進めれば、きれいに仕上げられます。最後は液体コンパウンドでつや出しに努めましょう。
自力でのパテ作業には一定の技術を要します。慣れている場合は問題ありませんが、そうでないなら業者への依頼を考えましょう。

車の擦り傷がひどいときは業者への修理依頼を考えよう

車の擦り傷がひどいと、自力で直すのは難しいでしょう。その場合は業者への依頼を考えてください。プロによって、きれいに修理してもらえる可能性があるからです。一方で無駄な支出を抑えるため、予算対策も欠かせません。修理依頼のポイントを、以下でまとめました。

プロの技術できれいに直せる可能性

擦り傷が大きいときは、無理をしないで業者に修理依頼をしましょう。プロによって新品同様に仕上げてもらえる可能性があります。
たとえばDIYに慣れていないと、コンパウンドを使ったときに余計傷つけるかもしれません。自信がない場合は、業者に相談するのがおすすめです。
傷が気になって仕方がなくても、直し方がわからない方もいるでしょう。その場合は、プロへの相談によって解決可能です。

無駄な支払いをしないために

擦り傷に限らず、車の修理によっては想定以上の支払いになるかもしれません。無駄な支払いをしないため、予算を抑える対策を考えてください。
予算対策として、修理代とサービスのバランスを考えた業者選びが挙げられます。ただ安いだけだと、手抜きの施工を受けるかもしれません。傷が消えていない場合や、余計なダメージを負うリスクに注意です。
専門業者への依頼前には、見積もりも大事です。見積もりから適正価格を知り、依頼を判断できます。慎重な業者選びと見積もりによって、理想の予算で車を直してもらえるでしょう。

まとめ

車の擦り傷は、誰にとっても気になるでしょう。傷が浅く小さいときは、コンパウンドやタッチペンなどを使い、自力で直せる可能性があります。 しかし傷がひどかったり、自信がなかったりする人もいるでしょう。そのような場合は、無理をしないで業者に修理依頼をしてください。プロのサポートによって、傷を消してもらえる可能性があります。

「有限会社協和自動車工業所」では、キズやヘコミの修理を受付中です。長崎県において、指定優良民間車検工場に認められているので、車検のついでにちょっとした擦り傷を直したい方も歓迎しております。車の傷が気になる方は、ぜひご相談ください。

車の塗装が剥がれてしまう原因や再塗装する方法とは?

車は塗装されていることによって、美しい外観を保っています。しかし、車を乗り続けているうちに、その塗装が次第に剥がれていってしまうのです。

あるいは事故などによっても剥がれてしまうことがあるでしょう。その場合の対処法をご存じない方も少なくありません。 そこで今回は、車の塗装が剥がれてしまう原因や再塗装する方法についてご紹介いたします。

塗装が剥がれてしまってお困りの方はぜひ参考にしてください。

車の塗装が剥がれてしまう原因

まず車の塗装が剥げてしまう原因ですが、代表的なものとしては以下が挙げられます。

紫外線

1つ目の原因は「紫外線」です。車は直射日光を浴びやすい環境に置かれることが多いです。駐車場で野ざらしになってしまうことがほとんどでしょう。すると、紫外線によって塗装面に色あせなどが発生し、最終的には塗装表面のクリア層という層が失われて剥がれてしまうのです。

汚れ

汚れも塗装を剥がしてしまう原因の一つです。汚れにも種類がありますが、たとえばブレーキダストのような鉄粉が付着した場合、そのままにしてしまうと酸化してしまい塗装表面をパリパリ状態にしてしまいます。その他にも、鳥のフンや虫の死骸は塗装を変色させてしまうのです。汚れをこまめに洗い流していれば問題ないのですが、そのまま放置してしまうと塗装に影響してしまいます。

水滴

水滴も実は塗装を剥がしてしまう原因になるものです。雨が降ったあとや洗車のあとに、ボディに水滴が付着しますが、これをそのままにしてはいけません。放置することで、水滴が乾いた際にボディ表面にシミとして残ってしまいます。それが悪化すると、塗装を剥がしてしまうことになるのです。

イオンデポジット

ボディに付着した水滴の中には、さまざまな不純物が混ざっていることも少なくありません。水滴が乾燥した際に、それらの不純物が結晶化することでイオンデポジットと呼ばれる状態になってしまいます。イオンデポジットは通常の洗車では落とすことができない為厄介です。

車の塗装剥がれを再塗装する方法とは?

車の塗装が剥がれているのを発見した場合には、すぐに対処しなければなりません。再塗装をすることで元通りにすることが可能ですが、その手段としては以下の2つが挙げられます。

DIYでおこなう

まずは「DIYでおこなう」という方法です。車の再塗装はご自身でもおこなうことが可能です。ただし、そう簡単ではありません。まずは必要な道具などを揃えるところから始まります。サンドペーパーなどで塗装が剥げている部分を磨きます。このとき、徐々にサンドペーパーの目を細かくしていくというのがポイントです。
磨き終えたら脱脂剤で表面の汚れや脂を取り除きます。塗装しない部分を養生で保護した上で、カラー塗料を塗布していきましょう。乾燥したら、数回繰り返して仕上げていきます。最後にクリア剤とボカシ剤を使ったら完成です。

業者に依頼しておこなう

業者に依頼する方法は誰にでもできるため簡単です。近くの自動車工場やカーショップなど、塗装をおこなっている業者を探すところから始まります。業者が見つかったら、あとは連絡をして予約した日時に車を持ち込むだけです。再塗装が完了次第、連絡をもらって、車を受け取ったら完了となります。

車の塗装が剥がれてしまったらプロに依頼しましょう

車の塗装が剥がれてしまった場合ですが、ご自身による再塗装よりも、プロに依頼するのがおすすめです。その理由としては「仕上がりの美しさ」が挙げられます。費用だけであれば、DIYでご自身による再塗装のほうが圧倒的に安価で済むでしょう。できるだけ安く済ませたいと思う方は多いので、ご自身でおこなうことを考えがちです。
しかし、車の塗装に関して、重視するのは美しさという方がほとんどでしょう。見た目の美しさやかっこよさが運転するモチベーションにも少なからず繋がります。ただ塗装されていればいいというわけではありません。その場合には、やはりプロに依頼して再塗装してもらうべきなのです。
プロによる再塗装では、塗料の調色が抜群に優れています。本来の塗装と同じカラーで再塗装してもらうことができるのです。素人の方ではそこまでのクオリティは到底出すことができません。塗装をしっかりと行って、本来の状態を取り戻したいのであれば、業者に依頼して再塗装をおこなうようにしましょう。

まとめ

紫外線などによって経年で剥がれてしまう塗装ですが、事故などでも剥がれてしまうことがあります。そのままでは見た目だけでなく、車の性能にまで影響してしまうため、すぐに再塗装をするべきです。ご自身で行うことも可能ですが、ムラなどになりやすいため仕上がりのクオリティが確実なプロに再塗装を依頼するようにしましょう。

「有限会社協和自動車工業所」は、車検整備や傷・ヘコミの修理を行っている自動車工場です。長崎県長崎市周辺にお住まいの方で、車検や車の塗装剥がれの修復を希望の場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。

意外と知らない車の板金のメリットや適しているケースとは?

車の板金という言葉を耳にしたことがあっても、意外とその意味を知らない方は多いでしょう。近所に板金工場があるという方もいらっしゃるかと思います。

車の板金はいざというときにとても便利な手段なのです。 そこで今回は、車の板金のメリットや適しているケースなどについてご紹介いたします。

板金の意味やメリットを知らないという方はぜひ参考にしてください。

車の板金とは

そもそも車の板金とはなにかご存じないという方も多くいらっしゃるでしょう。車の板金というのは、金属を加工するなどの意味になります。実際には塗装とセットであることが多く、板金塗装と呼ばれているのです。
車をぶつけてしまったり、事故によってボディがへこんだり傷がついてしまうこともあるでしょう。そのときに元通りにするための基本的な手段が板金です。もし板金という技術が存在していなかった場合、傷やへこみが発生した場合にはパーツをまるごと交換しなくてはならなくなります。そうなるときれいにと通りになったとしても、かなりの費用がかかってしまうのです。
板金には大きく分けて以下の3つの種類が存在しています。

外板板金

外板板金というのは、ボディ外側のパネル部分を元通りきれいにすることを指します。ドアは金属が使われていますが、1枚ではなく、外側と内側で2層構造になっています。基本的に傷やへこみができてしまうのは外側部分のため、外側のパネル部分を内側からハンマーなどで元通りに戻す作業を行うのです。

内板骨格修正

内板骨格修正は、外板板金では修復できないほどの大きな歪みなどで行われる作業です。衝撃の大きな事故などによって発生した歪みの場合、パネル部分だけでなく車体のフレームにまで影響を及ぼしてしまうことも多いのです。そうなると、単なる外板板金では修復ができないため、内板骨格修正という大掛かりな板金作業を必要とします。

パネル取替

パネル交換は、その名の通りパネル部分を交換するという作業です。修理よりも交換のほうがコストは抑えられる場合や、修復できないほどのダメージであったり、安全面を考えたりすると交換のほうがいいというケースで行われます。溶接が必要になるケースもあり、実際の作業方法は車種などによっても異なります。

車の板金作業が適しているケース

車の板金作業ですが、以下のようなケースに適しています。

ボディに浅いひっかき傷がついた

1つ目は、「ボディに浅いひっかき傷がついた」ケースです。走行している最中に、小石などがはねてボディを傷つけてしまうことがあります。あるいは駐車中に猫などによってひっかき傷がつくこともあるでしょう。そのような軽度の傷は板金によってきれいに元通りにすることが可能です。

ボディにこすり傷がついた

「ボディにこすり傷がついた」ケースも板金が適しています。縁石に乗り上げてしまったり、ガードレールに接触したりした際などに発生する広範囲の傷などです。あるいは、ボディに小さな小石などが付着した状態で拭いてしまったときなどにも発生するでしょう。

ボディにへこみ傷がついた

かばんなどがぶつかった際に発生する「ボディにへこみ傷がついた」ケースの修復も板金が適しています。塗装に問題がなかったとしても、へこんでしまっている場合には板金で元通りにすることが可能です。

車の板金塗装をおこなうメリット

車の板金塗装をおこなうメリットですが、車を美しい状態に戻すことができるという点が挙げられます。たとえば細かい傷ができてしまった際に、車が走らなくなってしまうわけではありません。そのままの状態でも車の本来の機能としては影響を受けることは少ないでしょう。しかし、細かい傷の部分は塗装が剥げている可能性が高くなっています。

その状態で放置すると、まずサビが発生します。さらに悪化することで、ボディの耐久性の低下につながってしまうのです。ボディのへこみに関しても同様です。また、見た目もよくありません。パーツまるごとの交換では基本的に高額になってしまうため、まずは板金によって元通りにするというのが手っ取り早く、費用も抑えられる手段となるのです。ディーラーだけでなく、板金屋さんなど対応可能な業者は多いというのもメリットの一つです。

まとめ

板金というのは、事故などによってへこんでしまった車のボディを復活させるための手段の一つです。まるで何もなかったかのように復活させることが可能ですので、いざというときにとても便利です。今後もしもボディに凹みや傷ができてしまった際には、板金によって修理してみるといいでしょう。板金のクオリティが高ければ、傷やへこみが最初からなかったかのような美しい仕上がりとなります。

「有限会社協和自動車工業所」は、長崎県長崎市にある車検工場です。車検整備はもちろんのこと、傷やへこみの板金修理も対応しております。現在車のボディがへこんでしまっていたり、傷ができていたりするという場合には、ご相談ください。まずはお問い合わせをお待ちしております。

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